グリーティングカード作りワークショップを開催しました

2020年11月27日(金)21時より、NAGOMI VISITのホストによるホストのためのコミュニティ企画として、オンラインにて「グリーティングカード作成ワークショップ」を行いましたのでその様子をご報告します。

年末のグリーティングカードを作成する時期に開催したいと企画していながら ホストの皆さんに開催のご連絡をしたのは開催日の1週間前でした。

参加者が集まるか心配しましたが、10名を超える方にご参加いただきました。

まず最初は自己紹介から。お住まいとゲストの受け入れ回数や、参加の目的を教えていただきました。 グリーティングカード作成経験のある人ない人はおよそ半分くらいで参加目的は「海外へカードを送ったことがないから参加してみたい」「他のホストの方と交流したい」など様々でした。

今回のワークショップの講師はグリーティングカード作成経験が豊富な千葉県在住ホストの小川さんにお願いしました。2014年から年間10回ほどの受け入れを続けていらっしゃる小川さん。

NagomiVisitを始めた当初は、ゲストがお国に帰られてからすぐにメールなどで連絡を取り住所をお尋ねして現像した写真と訪問時のメニューを書いたグリーティングカードをお送りしていたそうです。 ゲストをお迎えする機会が多くなりカードを送る回数が増えてきたので年末にその年にお迎えしたゲストの方にまとめて送るようになったとのこと。

カードを郵送で送る機会が少なくなってきている今、海外からのカードが届くとゲストの方はとても喜んでくださり、時には写真に撮ってSNSに掲載してくださることも。 おすすめのカードは日本らしさがある着物やおにぎり、富士山の形のもの。 ゲストごとにどんなカードを送るか考えているそうです。そのほかに、日本らしさのある郵便切手も選ばれていて細かい気づかいもご紹介いただきました。

参考:日本らしさのあるカードを購入できるサイト「封筒と雑貨のシロリス

英語の文面例については、世界的なパンデミックが続く中でどのようなメッセージを送ればよいか、送る相手へ配慮するポイントは何か、についてNagomi Visit副理事でアメリカ出身のありささんから説明がありました。

まずはメールやSNSなど通じてお互いの近況を報告する流れで「グリーティングカードを送りたいので相手の住所を訪ねる」という形が自然で良い関係づくりに繋がるということ。

また、このような状況ではコロナの話題はセンシティブにもなっているので、どのような相手に送っても失礼のない文面の紹介や、相手のご職業がエッセンシャルワーカーだった場合のメッセージ、それぞれの宗教や文化を考慮した文面の紹介もありました。

続いて実際にグリーティングカードを送ったことのあるホストの高柳さん、稲葉さんの事例もご紹介しました。

高柳さんは郵便局で販売されている年賀状を使用し、メッセージの他に干支の説明も記載しているそうです。

また、稲葉さんは当日急遽欠席になりましたが、イタリア語で送った年賀状の画像や、普段は和紙に筆ペンで書くなど日本らしさを伝える工夫をされていることをご紹介くださいました。

作業タイム&質疑応答では、事前に参加者の皆さんからいただいた質問にお答えしました。

「グリーティングカードの送り方を学びたい」という質問には、以下の日本郵便のサイトがお勧めです。

海外年賀

海外グリーティングカード

外国語フレーズ集

「コロナ禍でも海外に郵送は届きますか」という質問にも以下のページで確認ができます。アメリカやヨーロッパなどゲストが多い地域は〇や△(一部遅延)ですが、アルゼンチンやイスラエルでは×となっているので送る相手の国で事前に検索してみるのが良いですね。

国際郵便>国・地域別の差出可否


最後に皆さんで作成したカードを画面に見せて共有し、写真撮影をして終了しました。

このワークショップを通じて、ホスト同士が有効なサイトを情報交換するとともに過去のゲストの方と繋がるきっかけ作りになれば嬉しいです。

この度はご参加いただいた方、ありがとうございました。また他にもイベントや懇親会なども企画していく予定ですのでアイデアがありましたら是非教えてくださいね!

(報告:鈴木友絵)