ホームビジットでどんなごはんを作る?

Nagomi Visitでは、ホストの皆さんがごはん(ランチor夜ごはん)を準備して、ゲストと一緒に食事をします。 よく、「どんなごはんを出せばいいかな?」と聞かれることがあるのですが、基本的にはホストの皆さんにお任せをしています。 ただ、「ぜーんぶお任せ」って言われても迷ってしまうと思うので、考え方についてご紹介してみますね。

元々このプログラムは、”旅行者にとって日本の一般家庭のごはんを体験する機会がないから、普段私たちがどんなものを食べているのか知る事ができる機会を作ろう”というところから始まっていたりします。 なのでNagomi Visitに参加するゲストに、ごはんについては以下のように紹介しています。

Since you will be joining the family for a normal everyday dinner, please come to the Home Visit in the Japanese omakase spirit where the dishes will be a yummy surprise!

というわけで、メニューを考えていただくときのポイントはこんな感じです。

1. 豪華な食事じゃなくてOK!

外国人にごはんを、という話になると「あら、お客様をお招きするんだったらお寿司かしら?それともすき焼き?天ぷら?いやー、そんな大変なもの作れないわ。」と言われてしまいます。 でもこのホームビジットプログラムに参加するゲストが求めているのは、豪華な食事ではありません。体験したいのは、普通の家庭で食べられている、普通のごはんです。 皆さんが普段普通にご自宅で召し上がっている食事を、ゲストを迎えて一緒に食べてください。ちなみに量に関しても、普段通りの食事量でゲストの参加人数分増やしてもらうだけでOKですよ。

2. いわゆる和食じゃなくてOK!

「うち、普段和食ってあんまり食べないんです。ハンバーグとか麻婆豆腐とかがいつものおかず。でもこれって和食じゃないから海外から来るゲストの方に出すのはちょっと違いますよね」 これもよく言われることだったりしますが、ハンバーグも麻婆豆腐も全然OKです。 だってそれがリアルですよね。今この時代、日本に住んでる私たちの食卓に普段普通に並ぶ家庭料理です。そういうことを体験して知ることができるのも、ゲストにとっては新しい発見かもしれません。 ついでに言うと、「和食じゃないと」って思う場合は「それが日本のオリジナルだから」っていう考えが浮かんでいるからだと思うのですが、ハンバーグも麻婆豆腐もチンジャオロースーもタコライスも、家庭料理として十分日本オリジナルですよね。 そして、うちはいつも”ごはん+みそ汁+煮物+小鉢3種に漬け物”が定番ごはんということであればそれでもちろんOKです。 日本に住んでる人が、リアルに何を食べているのかがわかるっていうのがポイントかなと思っています。

ホストのごはんをご紹介します

Nagomi Visitのホストのみなさんがどんな食事をご用意されているか、紹介しますね。

メニュー例

  • 豚しょうが焼き、かにかまイカサラダ、玉子焼き、なす揚浸し、トマト、サラダ菜、きのこごはん、味噌汁
  • ちらし寿司、刺身、ヒレカツ、サラダ、味噌汁、納豆、つけもの
  • お好み焼き(豚とイカ)、シュウマイ、サラダ、緑茶、柿、つぶあんお団子
  • 手巻き寿司、肉じゃが、サラダ、柚子こしょうチキン、お吸い物
  • 親子丼、豚汁、ふろふき大根、厚揚げの大根おろし添え、ブリのお刺身、サラダ
  • テリヤキチキン、玉子焼き、トマトとレタスとマカロニサラダ、切干大根、ごはん、みそ汁
  • たこ焼き、サラダ、厚揚げを使った1品料理、豚汁